ホースヘア

A Secret for more than 200 Years

シルクのように軽く、レザーのように丈夫なホースヘア(馬の尾の毛)は、上質な光沢と独特の素材感を兼ね備えた比類なき素材。その耐久性から、アルベルト・クリームラーはアクリスのハンドバッグを作るのに理想的な素材と考えました。さらに財布などの革小物、ネックレス、ベルト、洋服など様々なアイテムにホースヘアを取り入れている、唯一無二のファッションブランドといえるでしょう。

Found in Nature, Made to Last

アクリスのホースヘアは、モンゴルの高原を走る馬の長い尻尾の毛をカットしたものです。馬の生涯で5-8回しかカットすることができない、希少な素材です。髪を切るのと同じように動物を傷つけることなく採取されるので、アニマルフレンドリーかつサステナブルな素材でもあり、遊牧民の生活様式を支えているのです。

Savoir-faire

洗練されたホースヘアのアクセサリーを作るには、すべての工程で熟練の技と専門知識が必要です。モンゴルで採取されたホースヘアは、英国のホースヘア専門のテキスタイル会社に運ばれ、まず漂白、染色されます。そして1884年にホースヘアを織るために開発された織機で、当時と同じ手法で織られます。一日にわずか2.5メートルしか織ることができないため、非常に希少な素材なのです。

Our icon bag「Ai」

2010年春夏コレクションにて発表された「Ai」バッグ。アルベルト・クリームラーのユニークなテキスタイルへの情熱にふさわしい、意外性のある素材、ホースヘアを使ったバッグの誕生です。「Ai(アイ)」という名前は、日本語の「愛」を意味しており、日本の競走馬の名前に由来しています。馬への敬意を表現しています。

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